・2023.4.18
精神科臨床薬学研究会閉会のお知らせとご挨拶
皆様に謹んでご報告いたします。
精神科臨床薬学研究会(PCP研究会)は、本年(令和5年)度事業をもちまして、閉会させていただくこととなりました。
平成18年1月の発足以来、約18年間に渡って活動を行ってきました。この間、多くの方々のご参加ならびにご協力を賜わり、統合失調症薬物療法に関する調査・研究や全国各地での講習会などを行ってきました。しかし、近年、精神科の薬剤師を取り巻く環境は多様化してきており、平成28年の日本精神薬学会(JSPP)発足等もあり、会員数が減少しておりました。このような状況から、PCP研究会による当初の向精神薬の適正使用のためのさまざまな役割は、JSPPに移行していくものと考えられます。
また、製薬協のプロモーションコードの改定により、長い間ご協力いただいた大塚製薬株式会社との共催が難しくなってきました。企業との共催ではなくとも研究会の運営は可能ですが、世話人会の議論を経て、PCP研究会は閉会し、今後はJSPPの事業の一つとして運営してゆくことが最善であるとの結論に達しました。
これまでの会員の皆様のご支援とご協力に感謝すると共に、PCP研究会の閉会に関してご理解をいただけますと幸甚です。長い間ありがとうございました。
令和5年4月吉日
精神科臨床薬学研究会
世話人代表 吉 尾 隆